こんにちは。
前回は瞑想について書きましたが、今回はヨガでは心とは何だと定義しているのか、です。
「心はエネルギーの一種であり、このエネルギーは五感に影響されて揺れ動く。
よって、五感を止めれば心も活動しなくなり、平和が訪れる」。
とインド人のヨガの先生が言っていました。
味、匂い、声、音、視覚。これによって生物は惑わされると言うことですね。
すごくシンプルですが事実です。
まとめると、
①ヨガとは、体、心、魂の結合という意味である。
②ヨガの目的は心の動きを止める方法を学ぶことである。
③まず世界があるとすると、五感が世界を感じる。
五感が感知した感覚から心が動き、その上に魂が存在し、
その上にエネルギーが存在し、その上にはPragmaと呼ばれる
エネルギーを超えたものが存在する。
④心はエネルギーのある種の形で、エネルギーはPragmaから来ている。
⑤アサナはヨガの1%の知識に過ぎない。
⑥メディテーションはヨガの修行の最終段階になってするべきものであり、
不健康な心身では危険を伴うのでメディテーションをするべきではない。
⑦心はまだ心の準備が出来ていないときに変化にさらされると崩壊する。
⑧変化や練習はゆっくりと順を追って行われるべきである、
急な変化や性急な練習は心身と魂にダメージを与える。
⑨外側(体や健康状態)を変えることによって内的変化も訪れる。
心は五感から生じているからである。よって、
五感が感知するものを変えることで心を変えることが出来るのである。
このように体を使って心をコントロールすることが出来る。
⑩幸せになろうとすることが不幸になる理由である。
幸せなときは幸せに対しての渇望がないからである。
何も求めず、己が持つものが何であれ(知識、財産など種類は問わない)与える準備をすることだ。
⑪Yogiとは執着のない人のことである。
⑫呼吸も姿勢と同じように心を表すものである。
⑬人の主なエネルギーは呼吸から来ている。
このエネルギーをコントロールすることは心をコントロールすることと同様である。
呼吸のスピードを遅くすると心の動きも遅くなるし、呼吸を速めれば心の動きも早くなる。
⑭アサナにより、長時間座っていられる健康な体が作られる。
この健康な体なしにメディテーションの練習はうまく出来ない。
⑮心が健全なとき、心は心と体の動きを止めることが出来る。
⑯ヨガはセラピーではなく、心の動きをコントロールするための練習である。
だがまず最初にメディテーションに耐えうる健康な体を作る必要があることから、
ヨガは体に対してのセラピーとなりうる。
⑰ヨガとアーユルベータの浄化療法は同類のものであり、アサナの前にするとよい。
⑱ヨガはセラピーではなく、魂を浄化するための練習であるが、
最初に現れるヨガの効果は健康になることである。
⑲ヨガセラピーは病気を治すためのヨガの知識と経験の実践のことである。
よって、ヨガセラピストはまずヨガの先生でなければいけない。
⑳ヨガセラピーは生活習慣を治すセラピーである。
病気とは間違った生活習慣の結果だからである。
㉑ 病気の原因は様々なレベル(間違った生活習慣の他に、過去の行いや過去世でのカルマなど)にあるので結論は実際のところ不明(1つに特定出来ない)である。
㉒ ヨガだけではなく、全ての健康になる為のアプローチにオープンであってよい。
㉓ ヨガの5つのポイントは
1)適切な運動
2)適切なリラクゼーション
3)適切な食事
4)適切な呼吸
5)適切な思考 にある。
食事は適切な時間、質、量を守るべきだし、
思考や言葉によって他人と自分を攻撃しない思考回路を身に着けるべきである。
コメント
コメントを投稿