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チェンマイでお祓い(続)

中に入れられ、私の番です。
「お祓いは初めてなので何をすればいいのか教えてください」というと、
「あなたはただ私の目の前に座って、手のひらを膝の上に置いて上を向けて」
そのようにすると、彼女も同じように私に向き合います。

そして、「うおおおおおおおおおっ」って感じでげっぷの連続のような状態になり、苦しみながら唾を用意してあるタン壺に吐き出しながら「来た、来た」と言います。

苦しそうなので、「どうしたのか、大丈夫か?」と聞くと通常モードに戻り、
「私は大丈夫。音は気にしないで。あなたについてるものを吸い取っている」といいます。

そして途中で
「あなたのエネルギーはこういっている」という感じで断片的に話をします。
そして、「わかったか?」と聞いてくるので、こういうことかと聞き返しながら対話を進めます。

すると「心を開いて、こっちに向けて。そうするとあなたのエネルギーがこっちに来るから」と言って、又「うおおおおおおおおおおお」とげっぷの連続が始まります。

涙目で苦しそうです。
なんだか私にまとわりついていた怨念が成仏したくないと騒いでいる断末魔みたいな感じなのです。

「あなたが今吸い取っているものは何か?」と聞くと
「ネガティブなエネルギーだ」というので、

「それは私が作り上げた、私の中から来るエネルギーなのか?外からくっついてきたやつか?」と聞くと、
「あなたのじゃない、外からあなたに入ってきたやつだ」と言います。
ここで認めたくなかったけど認めざるを得ない事実を突きつけられた気がしました。
占いです。

占い師は毎日8割がた不倫や復縁などままならない人間関係の話を聞きます。
私は占い師としてはお客様に感情移入せず、受けないタイプの占い師ですが、さすがに毎日何年もこれを続けると時々重苦しいエネルギーが体から出て行かないと感づいてはいました。

これを生業とすることをそろそろやめるか、頻度を減らして陽のエネルギーの多い場所で活動すべきだということもわかっていました。

ですが、慣れた暮らしは楽なのです。快適なのです。
アカシックレコードリーディングでも、No pain, No gainと仲間にアドバイス受けましたが、まさにその通りで、楽すぎて今の環境では私が成長しないのは感づいていました。

「あなたはなかなか頑固だわね。私のいうことをわかりたくないのね。心を開いて」と言われるので、思い当たる節を話すと、

「そうよ。外から受けるエネルギーで体調悪くならないの?」と聞かれたので、
「最近は肌の痒みですね。日本出たら結構良くなったけど、やっぱり占いする時間を減らさないと治らないかな、とは自分でも思っていますが」と返答。

「ほら、心を開いて」と何やら今度は念仏を唱えだし、又うおおおおおおおおおおおおおつと始まって今度は涙目でせき込んで相当苦しそうです。

何やらかわいそうな気分になってきて、「あなたは毎日こんなことしていて大丈夫なのか?この受け身吸出しはどこで習ったのか?」とつい類似同業者としての興味で質問しました。

「習えるものでも、教えられるものでもない。これは私の役目なの」とのことでした。

11という数字の意味は、スピリチュアルだったり霊性、直感を表す数字です。
天からの言葉のメッセンジャー的な意味もあります。
本来は10月末にレベッカに行けといわれ、11月には行くねといいつつ、もはや12月になってからでもいいかと先送りにしていたお祓いが、占いサイトのサーバーダウンという出来事でぎりぎり11月30日になされることになりました。

本当はレベッカに10月末に紹介されたんだけど、なかなか足が進まなくてね、というとお祓い師が、「あなたは11月に来る予定だったのよ。11の意味わかるでしょ」と言いました。

というわけでお祓いをしたことで、占い師は占いだけではなく他のことをしながら世間から離れすぎないようにとメッセージを突きつけられて帰ってきました。

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