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タイ人の死に対する感覚

先日市場の帰りに猫の事故死体を見かけました。
住んでるところの近くで、地元民の小さな売店が並ぶ道の端っこにそれはありました。

最初はねずみがくちゃっと潰れてるのかと思いましたが、よく見たら首輪をした猫でした。
タイ人は仏教徒で基本的に動物全般にもとても優しいです。

野良猫も野良犬も必ずだれが餌付けしてる「半分飼い主」がいて、首輪をつけてもらってることも多いです。

意外だったのは、この猫の死体に誰も反応を示していない事でした。
売店にいるおじちゃんもおばちゃんも、子供たちも明らかにそれを目にしているのに、悲しがったり片付けようとしていないのです。

バイクで通るお兄ちゃんもよけて通りますが、別にかわいそうにという感じでもない。

バンコクの友人に、これどう思う?と聞いてみると、
「タイ人はグロテスク耐性強いですからね。数年前にバンコク中心地で爆破事件あったときも、爆破されて手足が吹き飛ばされた人の写真ラインで送られてきたじゃないですか」と言われました。

確かにそうでした。。。私もあの時はバンコクに居て、彼女との共通の友人からそれがラインに送られてきました。。。。

人のあれが大丈夫なんだから、動物ならもちろん大丈夫なはずです。
事実、タイ人は仏教徒なので死について淡々と受け入れているのに結構びっくりすることがあります。

親をすごく大切にするのに、亡くなっても結構淡々としています。
「仕方ないです。人はみんな死にます」と以前のタイ人の部下も言っていました。

このなんでも「マイペンライ」=「気にしない、大丈夫、問題ない」が心身ともにしみこんでいるのがタイ人の魅力の一つなんだなと思いました。

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