そんな偶然あるんかいな、と思っていると、「今僕の田舎の父がそのアシュラムで働いてるから、お父さんに案内させるよ」というので、
「英語話せる?」→「話せない」→「やめておこう」と電話を切りました。
で、そのままこのアシュラムの外国部に行って学長面接の予定を立てていると、そこにインド人のおじさんが入ってきて何やら私の担当者と話しています。
そして、「こんにちは。私が○○の父です」と担当者の通訳で言ってきます。
先生にそこで電話を入れると、「君がこれから外国部に行くって言ってたから父をそこに向かわせたんだ。口添えしてもらえば面接有利だから」と言います。
このお父さんは、普段は違う州にいるのになぜかこの時期だけたまたまボランティアでこのアシュラムで働いていたそうです。
というわけで、私は先生の紹介と推薦を無視して勝手に自分でロンリープラネットからアシュラムを探してここに行き着いたのに、結局その場所は先生が最初から行けと言っていた場所だった。
そしてそこになぜだかこの時期だけ先生のお父さんがいて色々便宜を図ってもらえたという運の良さ。
これがインドとインド人の面白さなのです。こういう偶然が良く起きるのです。
そもそもこの先生が私に「今どこにいる?」と電話をかけてきたことなど一度もありません。
なぜ私がこのアシュラムについた翌日のそのタイミングでそれが起きたのか?
とにかく、ここの大学の先生の一人を紹介され、個人レッスンを受けられることになりました。
この大学はアシュラム付属なのでヨガやアーユルベータのレッスンも希望すれば受けられます。
薬木の煙で癌を治す研究なども大学院で科学的アプローチで行っていたりします。
先生は、占星術の基本概念から教えてくれました。
星を見ると何が分かるのか、なんでそんなことが星を見てわかるのか、などです。
太陽や月からの光は地球上で目視できますし、太陽のエネルギー(熱)は体感することが出来ますよね?
木星、水星、土星、火星、その他の惑星からも固有のエネルギーが同じように地球に届いています。
当然これらも目視出来なくても、太陽や月と同じように地球へ、もちろん人体にもその心理的活動にも影響を与えています。
生年月日と生まれた場所、時間からその人が生まれ落ちた瞬間にその場所に満ちていたそれぞれの惑星からのエネルギーの届き具合でその人の性質や性格が決まります。
これがホロスコープを見てわかることです。
その人がどんな性質、正確かわかれば、ある程度その人の人生を読み解くことが出来ます。
でも、気が付いてほしいのは、「次いつこの人に会えますか?」なんて細かいことは星を見てわかることではありません。
そもそも論ですが、「いつ会えるか」はどのような人間関係においても重要なポイントではありません。
そんなの明日でも1年後でもいいのです。
もちろん星の動きによって、物事が発展しやすい時期や、所謂「吉日」のようなものもありますが、吉日に会えばすべてが上手くいくという単純な話でもないのです。
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